本日、上飯田団地連合自治会・交通防犯部主催の防犯講演会を開催しました。
いわゆる「オレオレ詐欺」の被害額が大変なことになっていまして…
特に泉区は今年は特殊詐欺が猛威を振るっているのです…
上半期が終わった時点ですでに昨年を上回る被害額になっているとのこと…。
我らが上飯田団地の方々にも不審な電話がかかってきたりしています。
そこで、泉署や泉区役所の方々にご協力を頂き、防犯講演会を行いました。
泉署の生活安全課・坂手さんがオレオレ詐欺対策のDVDを視聴しながら、具体的な
事例をあげて注意点を話してくださいました。
オレオレ詐欺の実態やどんな人間が犯行しているのか、わかりやすく解説して
くださいました。
参加者はみな熱心に聞きいっていました。 孫や子供をかたってかけてくる電話に
みな一同に「他人事じゃないな…」と痛感しているようで、とても有意義な講演会と
なりました。
泉区役所の地域振興課の貝塚さんからもオレオレ詐欺対策の啓発チラシを中心に
注意点を話してくれました。
防災における「自助・共助・公助」の考え方がありますが、防犯に関しても、まずは
一人一人がしっかりと現状を認識し、決して侮らず、自分は大丈夫などと思わず、
新手の手口などに気を付けながら、自衛していくことが基本なのかな…と感じました。
その上で、みんなで声をかけあっていく。 大丈夫か?変わりはないか?と確認しあって
いく。これ以外に対策はないのかな…と感じます。
視聴したDVDの中には、かけつけた警察官に諭されてもまだ騙されていることに
気が付かない被害者の様子が実際の映像で流され、人はいったん思いこんでしまうと
なかなかに自分の考えから抜け出せない生き物なんだな〜と、ちょっと怖さすら感じました。
それにしても、いつの頃から始まったのか… このオレオレ詐欺は…
会長の幼少期にはなかったぞ…
調べてみたら…
2015年の被害額は476億8000万円だったそうで…
国家予算みたいな額なんですよね…
1999年8月頃から2002年12月頃までの間に電話で「オレオレ」と身内を装って11人に銀行口座に振り込ませた事件があり、2003年2月に犯人を検挙した鳥取県警米子署はこの手口を「オレオレ詐欺」としたのが、「オレオレ詐欺」という言葉が初めて誕生したとされている。また、「オレオレ詐欺」で架空口座を用いる手の込んだ手口は2003年2月中旬に東京都杉並区の闇金融業者で誕生したのが最初とされている。
『出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
wikiによれば、21世紀に入ってから本格的に発生している事件なんだね…。
となると… 始まってから17年か…。 すべての被害額を合計したら、
一体いくらになるのだろうか…。
警察庁の資料によれば、平成16年(2004年)から平成28年(2016年)までの
13年間では4038億円の被害額…
気が遠くなるね…